24時間常駐するLSA(生活援助員)が、安否確認や一時的な家事の手伝いを

2007年3月13日 読売新聞によると、
兵庫県芦屋市の県営、市営合わせて12棟が並ぶ団地は、阪神・淡路大震災の3年後の1998年に完成した。全棟にエレベーターがあり、室内にも段差がない。
計814戸のうち230戸を占めるシルバーハウジング(高齢者世話付き住宅)。60歳以上の単身者か夫婦向けで、団地内の集会所に24時間常駐するLSA(生活援助員)が、安否確認や一時的な家事の手伝いをする。

万一に備えて、寝室やトイレなど4か所に通報装置があるほか、12時間以上水を使わないなどの場合に、異常を自動的に知らせる水量センサーもある。どちらの場合も、通報を受けたLSAが駆けつける。「もし、LSAがいなかったら、ここで一人では暮らせません」と信頼を寄せる。
福祉と住宅の施策を連携させたシルバーハウジング制度を国がスタートさせたのは1987年度。現在、全国の791団地に計2万1260戸あるが、LSAの勤務は昼間だけという場合が多く、同団地のように終日、援助が受けられるケースは珍しい。

大阪市立大学大学院の檜谷美恵子助教授(住居政策論)は「高齢者が安心して住める住宅はまだまだ少なく、LSAのような見守り機能をどこかが担うべき。自治会のネットワークや集会所など団地内の資源を活用しながら、周辺住民も巻き込んで、高齢者を支える仕組み作りを進めることが必要」と指摘する。

投稿者 文洋株式会社 : 2007年6月 5日 16:51