薄れるクラスの関係「名簿がない 謝れない」

07年11月1日 朝日新聞コラム「匿名の時代」個人情報保護の現場で
教育の現場、学校での保護者同士、卒業生同士の関係が
ますます希薄になっている現実をレポートしている。

愛知県の女性の小学4年生の娘が、怪我をさせられて帰ってきたが、
相手の親からは連絡がなく、一ヵ月後スーパーで怪我をさせた本人の母親に
偶然会い、謝られたという。その母親は担任に相手方の電話番号を尋ねたが、
「個人情報保護法があるから」と言って教えてもらえなかったという。

個人情報保護法の施行以来、多くの学校でクラス名簿や卒業生名簿が姿を消したままになっている。

学校行事でのお礼が言えなかったり、
年賀状などが郵送できないなど、保護者間の交流や
意思疎通が以前より希薄になっているとのレポートだ。

因みに、
文部科学省は、掲載を拒否した人を削除すれば
名簿の作成、配布は問題ないとしている。

机を並べたもの同士、またはその親同士の麗しい交流。
そんなところにまで、同法の悪影響が及んでいる現実がある。

投稿者 文洋株式会社 : 2007年11月 2日 16:40