熱狂から3年~状況はますますひどく~

08年11月14日朝日新聞に
「いま思う 熱狂から3年」の記事が掲載されている。

この記事は、小泉旋風が吹いた前回の総選挙から3年を経て、
生活がどう変わったのか、各方面をレポートしているシリーズです。


この記事に、区部に住む81歳の男性の紹介がされている。

数年前にこの男性の近所で70歳代の独り暮らしの男性が「孤独死」したことに対し、
「地域の交流があれば助かったかもしれない」と後悔していると。

この男性は、住民が支えあうことで地域はよくなるとの思いで、
長年ボランティア活動に参加し、町内会会長も8年間勤めたという。

昨年この男性が、戸惑ったことがあるという。それは、
回覧板のもとになる町内会の名簿を2年ぶりに更新しようとすると、
「個人情報保護法があるから教えない」「かかわりたくない」など、
地域とのかかわりを避ける人が多かったこと。

男性曰く、
「回覧板を回すことで、近所の人たちが声をかけ合うきっかけになる。
特に独り暮らしの高齢者には大切なこと。
交流、つながりのもとになるデータも得られない中で地域は良くなるのか」。

さらに、
「この3年間で状況はますますひどくなった」。


改革という言葉のイメージのみに流され、
我々はいつのまにか、もっとも大切なもの、
ぬくもりある地域や人間関係をどこかに置き去りにしてしまってはいないでしょうか。

投稿者 文洋株式会社 : 2008年11月15日 16:52