現代の木阿弥

平成22年8月4日付け朝日新聞「天声人語」より
いわゆる‘行方不明の高齢者’問題。
「元の木阿弥」の言葉の由来にからめて、天声人語に書かれています。
足立区の111歳の男性、杉並区の113歳の女性、きっとまだまだ居るであろう所在不明のご高齢の方々。
どこか社会が間違った方向に進んでいる感じがするのは、気のせいではないでしょう。
以下、同記事から引用させていただきます。

人の世を「砂漠」と呼んで久しいが、近年とみに乾燥が進みつつあるようだ。もともと地域の存在は希薄になっていた。そこへ、かの個人情報保護法などが、人と人のつながりを断ち切る方向にアクセルを踏んだ。絆は細り、人は役所のコンピューターの中で事務的に処理されがちだ

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政府も高齢者調査へ

平成22年8月5日付け朝日新聞記事より
仙谷官房長官は、所在が分からない100歳以上のお年寄りが相次いでいる問題について、政府として実態調査に乗り出す考えを示したとのこと。また、総務省や警察庁なども含め、調査を広げることを示唆したそう。

100歳以上と言わず、年金支給開始年齢からの調査も本来は必要なはずです。地域のコミュニティが崩壊しかかっている現代は、政府のこの手の問題に関するコストは大きくならざるを得ません。日本の財政の観点からも、道徳的な観点からも「地域力アップ」は喫緊の社会的課題です。

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